シンガポールでC4カクタス買いました

シンガポールでカクタス買いました。日本発売まで実際乗ってみての感想等をお届けするのが目標です!がシンガポールの話もしまーす

うちもいよいよメイド採用♪ そして、「メイドさんようこそ!」⇒一日で「帰れ!」ってなった話①

えー、突然ですが、うちもとうとうメイドさんを採用することになりました。

 

メイドを採用することになった理由は、子供ももう4歳になるし、いつまでもベビーシッター さんにお願いするのもどうか、ということなんですけど、先日ちょっとした事件(?)がありまして、それをきっかけにメイド採用へと踏み切ることとなりました。

 

で、ちょっとした事件とはなんだったかというと、

 

子供を迎えにいったら、学校のかばんの中にう○○がついたパンツが入ってた

 

ってことなんです(こういう話でスミマセン)。。

 

で、なんでそんなことになっちゃったかというと、子供が学校でう○○もらしたみたいなんですね。

 

先生に聞いてみると、どうもトイレに行くのも忘れるくらい遊びに夢中になってたみたいで、そこはさすが先生、様子がおかしいのに気づいて、すぐトイレに連れて行ってくれたのですが、時すでに遅しで。

で、そこは学校ですので、きれいにパンツを洗ってくれるはずもなく、水でシャーっとしたあと、う○○がついたままのパンツをビニール袋に入れてかばんに放り込んだと。

で、ベビーシッターさんが(おそらく)それを見てみぬ振りをして、洗ってくれなかった、というわけです。

 

なぜ見てみぬ振りをしたと思ったかというと、子供が学校から帰ってきたとき、嫁様に、

「かばんに学校の制服の下がもう一つ入っている。それと白い袋が入っている」

とメッセージをしてきたからです。

その状況、何が起きたか明らかでしょう。。

 

聞けば、「疲れて、あとでやろうと思ったが、座ったら忘れてしまった」とのことでしたが、実はそのベビーシッターさんはもう一人面倒をしていて、そっちの親は迎えに来る時間が遅かったり、休みの日のはずの土曜とかに子供の面倒を頼んできたりしてまして、そのせいで疲れてるのは確かです。。

 

でもまあそれだったらそれで、最初から「汚れ物が入ってます」とメッセージするはずですので、やっぱり意図的にスルーしたのだと思います。 

そして、あわよくば、うちが何も言わずに静かに洗えば、次から自分はやらなくてよいと。

そして、シンガポール人はこういう計算が大得意なのです。

 

人間だれしもやりたくないことはありますし、ましてや他人の子供なのでしょうがないところもあるのは分かるのですが、実はベビーシッターさんの家族とは結構いい関係を築けてまして、そっちの旦那さんも、うちが困ったことは色々と助けてくれたり、うちも色々と買ってあげたり、食事をおごったり、おごってもらったりしてたのです。

なので、そういう関係の履歴があってもこうなっちゃうんだなぁと正直がっかりしました。。

 

ベビーシッターにせよ、メイドにせよ、血縁のない第三者に子供の面倒をみてもらうと、こういった問題が必ず起きます。大切なのは、そういう問題が起きたとき、どうやってハンドルするかということなんだということを今回の件で思い知らされました。。。という話を続けて書いていきたいと思います。

 

なんだか長くなって、ぜんぜんメイドさんの話に行き着く気配がありませんが、話は繋がって行きますので、お付き合いください。

シンガポールって株のキャピタルゲインは無税だよね?の確認した

最近、株式投資とかやって資産を増やしてやろうかとたくらんでいまして、色々と調べておりました。

 

最初は、シンガポールにいるんで、シンガポールの株を買おうかと思って、上がりそうな株を物色しては日々の株価をチェックしてたんですけど、なんというか、ぜんぜん値動きがないんです。

(シンガポール人、どんだけコンサバなんだよ。。。)

 

ということで、じゃあシンガポールから日本の株を売買すればいいのでは、と思いつき、そういえばシンガポールってキャピタルゲイン税は無税だったよな、と思い出し、実際どうなんだろ、ということで、こっちの証券会社に確認してみました。

 

シンガポールにはフィリップス証券という証券会社があって、そこに日本語で質問ができるジャパンデスクがありましたので、そこにメールで問い合わせをすることができます。実はそこに嫁様が口座を持っているのですが、そのことを黙って質問しても、担当の日本人の方から、ちゃんと答えが返ってきました。

 

で、結論はというと、日本の居住者でなければ非課税、居住者であれば(日本で)課税される、ということでした。

 

じゃあ居住者と非居住者の違いはというと、日本に住民票があるかどうか、ということで、私の場合は日本で転出届けを出していますので、キャピタルゲイン非課税であることが判明いたしました!

 

では配当税はといいますと、日本と同様20%かかるそうです。というか、日本で税金20%を抜かれた金額を受け取り、それをシンガポールドルに換算して振り込まれる、ということだと思います。

 

で、手数料はといいますと、オンラインで 0.5%(最低手数料3000円)ということで、、、

 

最低手数料高いよ!

 

と思いました。 60万円の取引をして、やっと手数料0.5%ですね。

 

でもまあキャピタルゲイン無税のうまみがありますので、シンガポールからの日本株売買は検討する価値ありだと思います。 

 

ただ今回の話、参考にしていただければと思いますが、まだもっと確認しないといけないなと思っていますので、くれぐれもすべて鵜呑みにしないでくださいね。

 

ひとつ気になっているのは、キャピタルゲインは無税なのですが、「キャピタルゲイン」であるかどうかの判断が微妙だという記事をどこかで読んだ気がします。

つまり、株の売却益=キャピタルゲインというわけではなく、たとえば、日常的に株をトレードをして儲けている人がいたとして、その株の売却益は普通の収入として、所得税がかかる、とかそういう話です。その場合は、Tax returnのときに申告しないといけませんね。

 

あと、証券会社の方がおっしゃっていましたが、基本、「証券会社は税金にかかるアドバイスはできない」こととなっており、一般的な話はできるが、税制等がすぐ変わってしまうこともあるので、きちんとした話は税理士に相談してくれと言われました。

 

そして、これもちょっとグレーな話ですが、「非居住者であること」は基本的に「自己申告」で、口座開設にあたって、本当に住民票を抜いていることの証明を求められることはないようです。

 

また時間ができたら、今考えているトレードの作戦についても書いていきたいと思います。

 

というわけでまずは今後の予想!

 

①日経平均はこれから18000円になる!

②原油価格は80米ドル/バレルになる!

 

当たったらほめて下さい。

 

p.s

そういえば、最初ジャパンデスクに電話したらだれも出なかったので、ダメもとで普通のヘルプデスクに電話してみたんです。そこで電話に出てきたおそらくシンガポール人の女性にキャピタルゲイン税の質問してみたのですが、ぜんぜん的を得ない回答でした。。まず、capital gain taxという言葉になじみがないらしく、「price appreciation taxのことですよね」とか聞いてきて、たぶん同じ意味なんでしょうけど、「なんでやねん」と思いましたし、ホームページに書いてある情報しか分からない感じで、「poems(フィリップス証券のオンライン売買のプラットフォーム)の古いバージョンをお使いですか?新しいのをお使いですか?」とか聞いてきたりして、「んなことは関係ないだろう」とイライラしさせられ、税金のことをもう一度質問すると、「わかりません」といわれました。で、「もうええわ」と思って、こっちから「おたくにはジャパンデスクありましたよね、そっちに聞いて見ます」と言って電話を切りました。まあ、日本株のことを聞いてくる人は少ないのは分かるんですが。。残念な対応でした。。

SGX上場のNoble Groupの株価が異常に下がってるんだけど、買うべき?への回答

嫁様がSGXに上場されているNoble Groupの株価がすごく下がったというニュースを見て、今買ったら儲かるかな?と聞いてきたので、証券アナリスト挫折組の私が、解説いたします!(泣)

 

I. Noble Groupの株価について

 

Noble Groupの株価は、8月10日の終値で0.15SGDであり、異常に低い状態である。

過去3年間の株価の推移は以下のようになっており、1年以上にわたって下がり続けている。

  

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Noble Groupの株価が異常に低くなった原因として、以下が考えられる。

 

 

①Iceberg Researchによるレポート

 

2015年2月、匿名の調査会社であるIceberg Researchが、Noble Groupの不正会計を指摘するレポートをインターネットで公開するとともに、投資家にも同レポートを送付した。レポートの内容が非常に説得力のあるものであったため、投資家が反応し、以来、1年以上にわたって株価は下がり続けている。

 

Iceberg Researchによる批判を簡単に述べると、Noble Groupは、かつてEnronが行っていたような不正会計によって利益と資産を実態以上に大きくレポートし、投資家をミスリーディングしているというもの。

 

Noble Groupはすぐさま本レポートに反論し、Iceberg Researchを裁判で訴えるなどしたが、指摘された疑わしい会計処理について、現在まで有効な反論を出せておらず、訴えも裁判所によって棄却された。

 

パブリックコメントとは裏腹に、2015年には、Noble Groupはそれまで否定的であった固定資産の大規模な減損を行った結果、1.7 Billion USDの純損失となった。Fair Valueに比べて、投資先のBS計上額が異常に大きすぎる点をIceberg Researchはレポートで指摘しており、結果的にレポートの有効性が証明された形となった。

 

ちなみに、Iceberg ResearchによるNoble Groupのターゲット株価は0.1SGDである。

 

Iceberg Researchのレポート詳細は以下を参照

https://iceberg-research.com/

 

 

②’Junk’レーティング

 

2016年始め、S&PとMoody’sは、Noble Groupの格付けを’Junk’に格下げした。これは、経費や利息支払い等、必要な支出をカバーするキャッシュフローを生み出すことができない可能性が非常に高いことを意味している。

 

格下げ後の借入金利は、プレミアムを反映して非常に高くなるはずで、後で見るようにNoble GroupのOperating CFはマイナスであり、今後もその傾向が続く可能性が高い。借金を返すためにまた借金をする必要があるが、格下げの影響で借入利息は従来より高くなる。今後、売上が現在のレベルで推移し、Operating CFのマイナスが続けば、借金返済と利息支払ができなくなり、会社は倒産するはずである。

 

 

③売上高減によるOperating CF不足

 

Noble Groupの売上高・売上総利益とキャッシュフローの推移は以下。

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注目すべき点は、以下である。

 

・資源安の影響で、売上高が大幅に減少

・売上減の影響で、Operating CFが2年続けてマイナス

・最新の2016年1Qの売上高は、過去3ヵ年で最低

 

また、理由は不明だが、FY2015年のGP ratioが0.17%と異常に低くなっている。市況の影響で、売上単価が下落したことが原因か、あるいは、苦し紛れに安売りした結果とも考えられるが、売上高を膨らませるための何らかの不自然な状態があった可能性がある。

 

また、Iceberg Researchの主張が正しいと仮定すると、会計操作で無理やり膨らませた結果でもこうだとするなら、実態はもっと悪いということになる。具体的には、長期契約の商品単価を楽観的な単価で見込みすぎている(=売上を高く計上しすぎている)、といったことが指摘されている。

 

次に、Reutersによる売上高のアナリスト予想が以下。

 

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今年と来年の売上高は、悪かった去年よりさらに低いと予想されている(予想平均)。となると、Operating CFのマイナスもあと数年続くと考えられる。Operating CFがマイナスということは、営業を続ければ続けるほど、カネが減っていく、ということである。

 

 

④借金依存

 

Operating CFのマイナスが続き、カネはどんどん減る。が、利息や仕入商品や経費の支払はしなければならない。となると借金をして支払いをするしかない。これが現在のNoble Groupの状態である。

 

BSの負債・資本の部は以下。

 

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2015年に借金が2014年の1.5倍に膨れ上がっている。うち、2,488Mil USDが短期の借金であり、今年(2016年)中に返済しなければならない。

 

この借金を減らすため、先日、Noble Groupは一株0.11SGDという非常に低価格でRights Issue(株主割当株式分割)を行ったが、総額で500Mil USDだけである。

 

さらに借金を減らすため、Noble Agriという子会社を750Mil USD売却することが決まっている。

 

それでもまだ4,671Mil USDという莫大な借金が残っている。

 

Noble Groupは現在、短期の借金につき、銀行シンジケート団から借金の借り換えを行っているところであるが、Junkへの格下げの影響で借り換えの利率は従来より高いはずである。

 

以上、①~④で見てきたように、現在Noble Groupは四重苦の状況であるといえる。①~④のうち、どれか一つでも、企業にとっては致命的な問題であり、Noble Groupは、このまま企業として存続していけるかどうか、非常に疑わしい状況である。つまり、継続企業の前提(Going-concern前提)が崩壊しているわけで、投資家はそれを理解しているので、0.15SGDという異常に低い株価になっていると考えるべきである。

 

今後、①~④の状況が改善されなければ、株価は0.1SGD前後のレンジで推移し続けると思われる。その時間が長引けば長引くほど、倒産の可能性は高まる。

 

 

II. Noble Groupの株に投資するべきか?

 

I.で述べた①~④の状況がこのまま続けば、倒産することは間違いないので、これが改善しない限りNoble Groupの株に投資するべきではない。

 

逆に、①~④の状況が改善される可能性が高くなれば、投資するべきである。

①~④の状況が改善される可能性の一つとして、以下のシナリオが考えられる。

 

<ベストシナリオ>

Olam Internationalのような会社が、Noble Groupを救済のために買収

⇒マネジメントを総入れ替え

⇒新マネジメントがIceberg Researchで指摘されている点について調査、投資家に正直にdisclose

 

このような状況になる可能性が高まれば、株価は間違いなく上昇するはずである。そのときにはNoble Groupの株に投資するべきである。

 

  

<補足>

以上見てきたように、現在のNoble Groupの状況は悲惨なものであるが、その中でもポジティブな要因はゼロではないので、最後に、現在のNoble Groupのマネジメントの下で株価が回復するという、<非常に楽観的なシナリオ>について述べる。

 

まず、Noble Groupは現マネジメントの下で、アセットライト化のリストラを進めており、Noble Agriの売却もその一環である。

 

Public Relation上はIceberg Researchに反論しながらも、昨年実際に資産を減損させたのは、従来の誤りを認めて正したわけであるから、評価できる(ただ、他にもまだ過大評価の資産があるようである)。

 

また、先のRights Issueでは、創業者で会長のMr Elmanが9.58%の新株を取得している。このような状況で、創業者が個人資産を投下して新株を取得したということは、創業者はNoble Groupの将来を楽観視していると考えることもできる(しかしこの会長は1年以内に会長を辞めることを希望している。また、前CEOも突然辞任しており、問題が表面化する前に逃げたようにも見える)。また、中国の政府系ファンドが9.65%の新株を取得しており、今後、ここからの資金サポートが得られる可能性も考えられる。

 

さらに、銀行団が非常にlenientな条件でNoble Groupの借金の借り換えに協力すれば、現マネジメント下での再建の可能性もゼロではない。

 

銀行および投資家の協力を得てキャッシュフロー不足を回避し、アセットライト化のリストラを続けることができれば、しばらくは延命できるはずで、その間に資源市況が回復すれば、Noble Groupは復活することができるであろう。その場合は、崩壊したGoing-concern前提が回復し、株価も従来の水準に上昇するはずである。

 

参院選は自民党が大勝。憲法改正を考えるのためのメモ④

前回↓ の続きです。


それでは、自民党の改憲マンガに対する批判のつづきを見ていきましょう。

 

まずは、

 

②個人主義=ワガママが行き過ぎ、家族の絆や地域の連帯を失わせたと言っているが、それと、今の憲法が男女平等をうたった事で女性の社会進出が進んだことを関連づけている

 

ですが、問題のページがコチラ。

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中段のコマにて、

 

現行憲法では男女平等が大きく謳われて、事実この70年で女性の地位は向上した。

でも個人の自由が強調されすぎてなんだか家族の絆とか地域の連帯が希薄になった70年だった。

 

と、男だけで語り合っているのが問題であると。

確かに、ひっかかる……言い方。。

ほのぼのした絵柄で、結構なこと言っちゃってます。

 

戦後、家庭や地域が崩壊したのは、自由になった女性が社会に出て、家庭でやるべきことをやらなくなったからだ、と読めますよね。コレ。

逆に読むと、「家族の絆とか地域の連帯を復活させるため、女性の地位を戦前の不自由なものに戻すように憲法改正いたしましょう」ということになりますが。

 

これは、昔のようにオヤジの威厳を取り戻したい、というオッサンの情念でしょうか。

昔は、男性は無条件に威張り散らせてよかったのかもしれませんが、そのウラで女性は不自由で割りを食っていたわけで、本音はともあれ、それでよしとするのはもはや不可能です。(昔の女性の役割に喜んで戻りますと女性陣が言ってくれない限り)

 

当たり前ですが、家族の絆や地域の連帯は、男女同権のもと達成するべきです。

自民党は、それが気に入らない、両立できるものではない、というお考えのようですね。

 

さて、もう一点、個人の自由(=ワガママ)が行き過ぎた、という点ですが、自民党いわく、話し合いの中で個人の自由が行き過ぎた具体的な事例がいくつもあがったが、マンガには入れなかった、との事らしいのですが、なんとなく想像はできますね。。

自由には責任を伴う、ということを強調したい、ということであれば、自民党の言い分は正しいと思います。

昔、小学校で席替えするときに、どういうルールで席替えしましょうか?と先生が聞くと、みんな、「自由ぅぅぅ~~~!!」と言ったものです。

ま、政府から国民はそのように見えている、ということですね。(否定できない事例がたくさんあると思います)

 

では最後に、

 

③憲法改正の必要性を説くため、歴史的事実の描き方が偏っている

 

について書いていきたいところですが、また長くなりそうなので次回に。

 

(次回につづく) 

参院選は自民党が大勝。憲法改正を考えるのためのメモ③

前回↓ のつづきです。

さて、前回は、憲法改正をめざす自民党+改憲勢力が参議院で2/3の議席を得たことはよかった、と思っていたことを書きました。

 

…のですが、はてなブログで以下の記事を見かけ、おもしろそうだったので読んでみると、アレ?なんかおかしいぞ?と気づいたのです。

 

この自民党の憲法改正マンガ、全部読みたい方はこちら↓

 

この改憲マンガ、すでに各所でツッコミが入りまくっているようですが、以下が特に分かりやすかったです↓

 

さて、各所で批判されているポイントは、

 

①マンガの構成に自民党の差別的女性観が出まくり 

 

②個人主義=ワガママが行き過ぎ、家族の絆や地域の連帯を失わせたと言っているが、それと、今の憲法が男女平等をうたった事で女性の社会進出が進んだことを関連づけている

 

③憲法改正の必要性を説くため、歴史的事実の描き方が偏っている

 

といった感じだと思いますので、ちょっと見ていきましょう。

 

まず、①ですが、女性の登場人物が母親一人しかおらず、改憲に不安になって、感情的に怒ったり泣いたり、反対したりするのを、男性たちが安心させるという構成になっているのがおかしいということですね。また、自分で調べたり考えたりは一切せず、難しいことは夫に考えさせようとしたり、難しい用語を知らずにボケるなど、女性を無責任で無知なものとして描いている、という指摘がなされています。

 

確かに。。。言われてみればそうですね、という感じですが、私が初めてこのマンガを読んだとき、実はそんなに違和感がありませんでした。

 

ひいじいちゃんと3世帯暮らしをしているのは戦争体験者から憲法を語らせるため、子供が娘ではなく息子なのは徴兵のくだりのため、ストーリー構成上必要な設定のようにも思います。

 

となると、不安がったりギャグの演出でボケたりする役が、なんで男じゃなくて女なんだ、とか、なんで戦争体験者としてひいばあさんから語らせないんだ、とかが問題になってくるんだと思うんですけど、それだとなんだか、、ねぇ。。というわけで、改憲を是とする政党が、これが一番しっくり来る、と思って作ったマンガは、結果的に世の反感を買ってしまいました。

 

個人的には、お父さんも、お気楽系で無知で何もわかってないという点では、ダメな男性として描かれていますし、男はスバらしく、女はダメ、ということをことさら描き出そうとしているようにはあまり思えません。

限られた紙面で、伝えたいことを伝えるために、構成上こうなったような気がします。

まあ、私も自民党的女性観に染まっているのかもしれませんので、女性から見たときの意見が聞きたいところでございます。

 

次に、②ですが、といきたいところですが、長くなってしまいましたので、次回にしたいと思います。

 

(次回につづく)

参院選は自民党が大勝。憲法改正を考えるのためのメモ②

前回↓ の続きです。

今回の参院選、在外投票行かなかったんですけど、仮に投票に行ったとしても、私は自民党に入れてました。理由は、憲法改正に賛成だったから…なのですが、前回のエントリを書いた後、色々ネットで調べて読んでいると、最近日本で起きている憲法改正の動きや右傾化の理由は、実はトンデモネェものであった(←これマジ)、ということが分かって、ただただ驚愕している次第でございます(まだショックから立ち直れてません)。

 

その驚愕はハンパないのですが、話が長くなりそうですので、まずは、私が憲法改正を訴える自民党に賛成であったことから書いていきたいと思います。

 

まず、「憲法改正といえば憲法9条」、という思い込みが私にあって、常々、「戦力持たないって憲法に書いてるのに、自衛隊っていう戦力持ってるよね、じゃあ憲法違反ですよね」と思っていたからです。

 

戦力を持ちませんと言っておきながら、自衛のための戦力であればokというダブルスタンダード、すなわち違憲状態でずっとやってきておきながら、集団的自衛権が違憲だの違憲じゃないだのと議論になっているのもなんかおかしいという思いもありました。

 

あと、「何かあったらアメリカ軍が守ってくれる」という日米安保を前提にして話が進むのもやっぱりおかしいと感じていました。

 

ご存知かと思いますが、シンガポールには徴兵があります。軍もバリバリ持っていますし、頭の上を戦闘機が飛びまくってます。シンガポールの男性たちは、バリキャリのエリートサラリーマンでも、タクシー運転手のおっちゃんでも、一様に「事が起きれば、自分たちの国を守るために、何をするべきか分かっている」と言うはずです。うそだと思うなら直接聞いてみてください。

 

シンガポールに来て間もないころ、「日本では銃の使い方を教えてもらうのか?」とか聞いてきたタクシーの運ちゃんがいて、「このオッサン何言ってんだろう?」と思ったりしたものですが、今思えば、何らおかしいことではなかったのです。

 

「自分たちの国は自分たちで守る」という非常に基本的なことですらできない日本は、やっぱりおかしいですし、それができるようにするためには、「9条を改正して自衛隊を軍にして、在日米軍にかわって日本人で日本を守る」しかないはず。

 

賛成反対、実際やろうとしたら難しい等、色々あると思いますが、原理的になんらおかしくない考え方だと思いますし、いま在日米軍に払っているお金を考えれば、実現可能であると思います。

 

安倍さんの言っている「戦後レジームからの脱却」も、アメリカ依存からの脱却の意味で、対米中立を目指すものだ、これぞ保守本流だ、と勝手に思っていました。

 

まあこれが大きな間違いであったようですが、安倍さんの発言を聞いていても、右に寄ってはいても、言っていることは結構まともですし(←これ、違うのかな?)、あまり深くは考えていませんでした。

 

一方で、ニコニコ動画の政治カテゴリとかを見ていると(←これがまずかったか。。)、ネット右翼的なものがいっぱいあって、以前の「ぱよぱよちーん」騒動とか、左翼的なモノがいかにひどいかがよく分かりましたし、中国や韓国のことを嫌いになる意見もたくさんありましたが、まあ実際嫌われるようなことをやっていたり、言っていたりする面もあるよね、と思ってました。外交的に「中韓に言いたい放題、やりたい放題されていいのかよ」という思いもありました。

 

戦後日本は教育も含め、朝日新聞的なものに寄りすぎており、これまで見えていなかった大メディアの問題点も、ネットのおかげで次々に明らかになりましたし、右に寄っているネットの意見も、カウンター的な意味で、非常に意義深いと思って見ていました。

 

民主党政権は明らかに力不足でしたし、民進党に名前を変えても何も変わらないでしょうし、共産等と協力するなどまったくもって論外だったので、野党には全く期待しなくなりました。

 

…というわけで、参院選で自民党が大勝し、憲法改正に積極的な政党で憲法改正を発議できる2/3の議席を得たことは、非常によかった、と思っていたのです。

 

が!!!

 

(次回につづく)

参院選は自民党が大勝。憲法改正を考えるのためのメモ①

自民党が大勝した先日の参院選の結果、皆様はいかがご覧になられたでしょうか?

 

まあ、ご覧になられたも何も、在外投票に行かなかった私が偉そうなことを言えた筋合いではないのですが、戦後70年を経て、ようやく憲法改正が現実味を帯びてきましたね。

 

そこで、最近、もやっとして色々読んだり調べたりして、少しはすっきりしたり、面白いものを見つけたりしたりしましたので、今後訪れるであろう憲法改正を考えるため、メモしてみたいと思います。

 

まずは、今回の参院選の結果をどう見るか?ですが、こちらを読めばよく分かります↓

長谷川豊さんのブログは、ど直球の正論が大好きで、大変勉強にもなるので、いつも読んでいます。

今回の選挙は、ブレないことを言い続け、やり続けた政党が勝った、ということですね。

 

それでは、反・安倍陣営の敗因をどう見るか、についてはこちらを↓

ご存知、橋本徹さんですが、さすが、鋭すぎ。インターネットの発達もあって、有権者のレベルが上がって、反・安倍陣営のおかしさに気づいた結果としての自民圧勝であった、ということですね。

 

こちらも参考になります↓

またまたご存知、小林よしのりさんですが、若者の40%が自民党に投票したことで、SHIELDsが若者の声の代表であるがごとき虚構の主張が完全否定され、SHIELDsを政治利用した民進党も議席を減らしたということですね。

 

SHIELDsが話題になっていたとき、大学生たちが路上で政治的な主張をしまくってて、すごいな、こういう若い人が日本を変えていくんだろうな、と、とても感心していました。私の大学時代なんて、政治に全く興味ありませんでしたから。。

 

SHIELDsの活動が、左系にとりこまれただの、もともとそっち系だっただの、いろいろ書かれてましたが、まあ、予想どおり一過性のブームで終わってしまいました。

 

批判は色々ありますが、個人的には、SHIELDsの活動が若者の政治参加の敷居を下げたことと、自ら人々の前へ出て、声をあげたという勇気(これは本当にすごいと思う)が、素晴らしいことだったと思います。

 

で、このとき、集団的自衛権が憲法違反かどうかについて、大問題になってましたよね。私も色々調べて読んでみたのですが、結局いいのか悪いのかよく分からず、今でもよく分かっていませんが、こちらを読んで少しは分かった気がします↓

これ、知らなかったのですが、「防衛力」しか持たない自衛隊は、「報復攻撃力」を持つ米軍と共同で戦わない限り機能せず、自衛隊単独だと、尖閣列島や沖縄諸島を上陸占領されても取り返せない、他国に東京を攻撃されても他国の首都をほとんど攻撃し返せないそうです。

 

それを前提にすると、集団的自衛権の論点は、以下の引用によくまとまっています。

 

”従来の二つの法律では、日本国や自衛隊が直接攻撃されない限り自衛隊は反撃できませんでした。しかし、今回の改正により、同盟国や同盟軍が攻撃された際にも反撃が可能になります。

これは、東シナ海の状況を考えると当然の改正です。もし、日中の中間線よりも日本よりの海域で米中が軍事衝突し、自衛隊が米軍とともに戦わないとすれば、その後アメリカが日本防衛に消極的になるのは目に見えています。それは、単独で戦えない日本にとって、安全保障上の重大な危機になります。

しかし、南シナ海や中東付近では話は異なります。このエリアの自衛隊の任務はPKOや後方支援ですから、南シナ海での米中軍事衝突、中東付近での米軍とIS等の軍事衝突が起きた際に日本が直接米軍側に立って戦わなくても、後方支援さえ怠らなければ裏切りにはなりません。

もちろん、後方支援も軍事行動ですから、米軍の敵に攻撃される危険性はありますが、その際に反撃することは現行法で可能です。

 政府法案の問題点は、集団的自衛権という解釈改憲にあるのではなく、それが適用される地域が日本国周辺に限定されていない点だと私は思っています。”

 

成立した法案では、集団的自衛権の行使の範囲が日本国周辺に限定されているのかどうか、私は知りません。勉強不足ですみません。。

 

(次回に続きます)