シンガポールでC4カクタス買いました

シンガポールでカクタス買いました。日本発売まで実際乗ってみての感想等をお届けするのが目標です!がシンガポールの話もしまーす

うちもいよいよメイド採用♪ そして、「メイドさんようこそ!」⇒一日で「帰れ!」ってなった話⑧

(前回↓ のつづき)


次の日、朝起きて、メイドさんに'Do you want breakfast? Is bread ok for you?'と聞いても、やはりYesもNoも言いません。「ちゃんとreactして、Yes/Noははっきり言ってね」というと、ちいさ~い声で、yes、と答える。

 

子供の哺乳瓶を洗うよう頼むと、これはまあちゃんとできるようでしたので、やっぱりミャンマーで子供の面倒はやっていたのかな?とか思いつつも、ディスコミュニケーションの問題は深まるばかり。

 

子供の朝の学校の支度の説明をしても、本当にちゃんと伝わっているのか疑心暗鬼に。

そうこうしているうちにtime upとなり、とりあえず、掃除とか、気づいたことはやっといて、とメイドさんに伝えて家を出ました。

 

実は、メイドさんがシンガポールに来る前に、うちのroutineをすべて書き出して、ビルマ語に翻訳してもらって、メイドさんに説明しており、それを印刷したものを手に持っていましたので、やることはわかっているはず。

 

で、その日、午後半休を取った嫁様が家に戻ると、ほとんど何もしていませんでした。座って、袋を折りたたんで整理とかしていたらしいのですが、そんなことをやってくれてとは一言も頼んでいないのです。

 

で、「午前中は何の仕事をしたの?」と嫁様が聞いても、これまたコミュニケーションができないのです。嫁様もgoogle翻訳とかでビルマ語を見せたり、いろいろ試行錯誤したものの、だんだんパニックになってきて、涙が出そうになったそうです。

 

嫁様が子供と旦那のしつけでいっぱいいっぱいなのに、メイドのしつけまでやる余裕はないという切実な問題もさることながら、両親が仕事をしている間は、子供とメイドが家で2人きりになるわけで、何かあったときに、子供とコミュニケーションができなかったり、ちゃんと親に連絡ができなかったら、大問題なのです。

 

で、嫁様が半ばパニック状態でエージェントに電話して、メイドさんを引き取ってもらうことになりました。

 

というわけで、メイドさんは、うちに来てから24時間すら滞在することなく追い出されてしまうという形になってしまいました。

 

あとで嫁様に、メイドさんをエージェントに送り返すときの様子を聞いてみたのですが、ショックを受けたり、泣いたり取り乱したりすることはなく、いたって普通だったということで、もしかしたら何が起きているのか分かっていなかったのかも知れません。。

 

今回のケースから、うちのように両親が共働きで、メイドさんをトレーニングする余裕のない場合は、シンガールで働いた経験があるメイドさんにするのがよい、ということが分かりました。それはそれで不安もありますが、今回のケースよりはいいでしょう。

 

また、英語のレベルについても、やはり実際に会って面接するべきで、相手が質問の内容を予想できない状況でコミュニケーションレベルをしっかりとチェックするべきです。うちのようなやり方をしてしまうと、あらかじめ決められた質問に対して、答え方をウラで練習できてしまいますので。。

 

このメイドさんも、即戦力というわけには行きませんが、性格も笑顔もかわいらしい感じですので、常に家に誰かがいて、ちゃんと仕事のトレーニングをしてくれるemployerが見つかれば、うまくやっていけるに違いありません。

 

……とそのときは思っており、事実、すぐに新しいemployerが見つかったとの連絡がエージェントから来ました。

 

ああ、よかったよかった、と思ったのもつかの間、予想もしていなかったことがメイドさんの身に起こったのです。。

 

つづく

うちもいよいよメイド採用♪ そして、「メイドさんようこそ!」⇒一日で「帰れ!」ってなった話⑦

(前回↓ のつづき)

  

そして、契約書にサインしてから1週間ほどで、メイドさんがうちにやってきました。この1週間のうちに、エージェントが労働省(MOM)にメイドさんを登録したり、健康診断に連れて行ったり、諸手続きをしてくれました。

 

で、ようやくやってきてくれたメイドさんでしたが、最初に思ったのが、「ホントに23歳かな…」でした。パスポートを確認すると間違いなく23歳なのですが、食べ物や発育の問題があるのでしょうか、すごく小柄なのです。(ちなみに、ミャンマーでの食事は野菜とごはんを少し、というもので、肉類はめったにたべないそうです)

 

昔、23歳になっていないのに、年齢を偽り、パスポートを偽造してやってくる(そしてそれを手助けする業者がいる)メイドがいたという記事をどこかで読んで、不安になって、このメイドさんの顔が童顔だというのもあり、インタビューのときにも自分の口から生年月日を言わせてみてチェックししたりしました。

 

エージェントさんに聞くと、いわく、今のミャンマーでそういったパスポート偽造のような不正はありえないそうで、「ホントに23歳か」問題については少し安心したのですが、メイドさんの反応がどうもおかしいのです。

 

何を話しかけても、「にこっ」とするだけか、思いつめたような表情をするだけで、言葉を発しようとしないのです。そして、 こちらが話している英語をちゃんと理解しているかどうかも、判断がつかないのです。

 

エージェントがMOMに登録した書類の説明などをしている間、子供の相手をさせてみたのですが、やはり一言も発せず、なんというか、遊び相手というより、横にすわっているだけ。しまいに子供が「これはね、こーやってね」みたいに、おもちゃの遊び方の説明をしはじめて、メイドさんが子供に相手をしてもらっているの図に。

 

その様子から見て、本当にミャンマーで家事手伝いや子供の面倒の仕事をしていたのか、それすら怪しくなってきました。

 

で、電話の使い方の説明がてら、ミャンマーの両親のところへ電話をかけさせてみたところ、ビルマ語でめっちゃ普通に会話してるんです。。

 

両親とビルマ語で普通に話せる、ということは、

 

①英語で話しかけられてもチンプンカンプン

②言われている内容は理解しているが、どう返事をしてよいか分からない

③言われている内容も返事の仕方もわかっているが、恥ずかしくて言葉を発することができない

 

のどれか、ということになります。

ってか、どれでもJiaLat!!です。

われわれには、上の①~③のどれなのかをまず解明するという重いタスクが課されたのです。

 

それでも、環境の全く異なる異国の地で臆病になっているので、少しずつ教えていってあげてほしいとエージェントに言われ、慣れてくれば少しずつよくなっていくかな、と、ひとつひとつ説明していくことにしました。

 

で、少しだけ家事や子供のシャワーの仕方など説明したのですが、やはり反応が非常に薄く、そしてYesともNoとも言わないので、分かってるのか、分かってないのかがはっきりしないのです。

 

普通、メイドさんって、'Yes, sir.'とか、'No, madamn.'とか、はっきり返事するものなのですが、本当にトレーニングしてきたんだろうか。。とまた不安に。

 

その日はもう遅くなってしまったので、シャワーの使い方なんかを嫁様が説明して就寝してもらったのですが、不安は募るばかり。

 

翌日は、彼女をひとり家に残して私も嫁様も仕事に行かなくてはいけません。。。 

 

つづく 

うちもいよいよメイド採用♪ そして、「メイドさんようこそ!」⇒一日で「帰れ!」ってなった話⑥

(前回↓ のつづき)


さて、そんなこんなでミャンマー人のメイドさんを採用する、ということになったのですが、インタビューのアレンジやら書類手続きやらの合間に、エージェントさんからいろいろミャンマー事情などを聞いているうちに、だんだん複雑な心境になってきました。

 

まず、何故にこのメイドさんは、ミャンマーからはるばるシンガポールまで住み込みメイドをしにやって来ないといけないかというと、それはひとえに家が非常に貧しいからで、親や兄弟など家族の生活を支えるために金銭収入が必要だからです。

 

このメイドさんは、ミャンマーでも貧しい地域の農家の出身で、年齢は23歳なのですが、なんでも23歳以上でないとメイドとして登録できないらしいのです(シンガポールの法律かな?)。

 

で、どうやら、23歳になるまではミャンマー国内で家事手伝いの仕事をして、23歳になったので、メイド養成所のようなところ(兼、ミャンマーサイドのエージェント)に行き、今はそこでトレーニングを受けて、私たちのようなemployerに採用してもらうのを待っている、ということらしいのです。

 

メイドさんに払う給料は、1ヶ月で500-600シンガポールドルといったところですが、シンガポールとミャンマーの経済格差により超シンガポール高となっていますので(今日のレートで、1シンガポールドル=911ミャンマー・チャット。…といってもピンときませんが…)、同じような仕事をしていても、ミャンマー国内でやっていたときには考えられないような大金を家に入れることが可能となるのです。子供が23歳になったらシンガポールでメイドの仕事をさせることは、家計を助ける手っ取り早い方法だということでしょう。

 

あと、23歳って結婚適齢期ど真ん中な気がするので、「結婚しないんですか?」と聞いてみました。すると、家が貧しいので、おいそれと結婚できないそうで、金銭面の問題で結婚するにも親の許可が要るし、総じて晩婚なのだそうです。なので、4年ほどシンガポールでメイドの仕事をしてから帰国して、いい人を探すということでよいのかな、と勝手に納得しました。

 

で、そんなに貧しいのに、シンガポールまでの飛行機代など渡航費用とか、ミャンマーサイドのエージェントフィーはどうしているのかというと、全てエージェントから借金するそうですメイドさんはエージェントから金額にして給料の6ヶ月分という借金をし、シンガポールにやってきます。そして、新しい雇用主は、まず、給料6ヶ月分の先払いという形で、その借金を返済してあげます。というわけで、メイドさんは6ヶ月間は無給で働き、7ヶ月目からようやく家に仕送りができるようになるのです。

 

なんだか、貧しい国の人たちの労働力を搾取しているような気がしますが、それは気がするのではなく、事実そうなんだろうと思います。すべて合法な雇用なのですが、なんだか人身売買をしているような気分になりました。

 

メイドさんとのインタビューで、

'Who will you miss the most when you come to Singapore?'

とエージェントに聞かれて、

'I miss my father, mother and my brother. But I need to support my family.'

とか答えてるのを聞くと、とても複雑な心境になりました。

 

(つづく)

うちもいよいよメイド採用♪ そして、「メイドさんようこそ!」⇒一日で「帰れ!」ってなった話⑤

(前回↓ のつづきです)


さて、そんなこんなで、我が家もメイドさんを採用することになったわけですが、まず、メイドエージェンシーを選ばなければいけません。メイド大国シンガポールにはあまたのメイドエージェンシーがあり、中には悪質なのもあるみたいですので、十分気をつけなければいけません。

 

エージェントの選び方を含め、メイドを採用するにあたって気をつけなければいけないことは、以下のサイトによくまとまっていますので、ご参考に貼り付けておきます(左下にある'Useful Information'のところにあるリンクが、非常に役に立ちます)。

 

さて、メイドさんを採用する際の注意事項は上のサイトを参考にしていただくとして、うちの話を続けていきましょう。

 

インターネットでメイドさんを紹介するポータルみたいなのがあり、そこでよさそうな人をみつけて、そのエージェントに電話をして話を聞く、見たいな事を何回かやって、よさそうなメイドさんと、ちゃんとやってくれそうなエージェントの組み合わせがみつかりました。

 

まあ、当然なんの経験も知識もないわけで、よさそうなメイドさん、といっても特に根拠のあるものではなく、ただ写真の人相から見て「一緒に暮らしても大丈夫そう」だとか、「笑顔で、ずる賢くなさそう、素直そう」だとかで選びました。

 

シンガポールでは、メイドに絡んだいろんな事件が起きています(メイドが雇用主を殺す、雇用主がメイドを虐待するなど…)ので、シンガポールでメイドの仕事をした経験がない、フレッシュな方のほうがよいのではないかと、シンガポールで働いたことのないが母国での家事手伝いおよび子供の世話の経験がある、性格のよさそうなミャンマー人のメイドさんを候補としました。

 

で、このエージェントにインタビューをアレンジしてもらったわけですが、ミャンマーとiphoneのviberかなんかのビデオでつなぐわけです。でも向こうが雨季なのもあって回線状況が非常に悪く、まともに会話ができず、はたしてメイドさんの英語がまともにコミュニケーションできるレベルなのかどうかがはっきり分からんわけです。

 

一応、簡単な英語はできるとプロフィールにはあるのですが、鵜呑みにはできませんので、こちらが用意した質問を向こうのエージェントから質問してもらって、その受け答えの様子をビデオに撮って送ってもらうようお願いしました。

 

で、翌日そのインタビューのビデオが送られてきて、結構はきはきと受け答えをしていたので、まあこれだったら支障はないか、とそのメイドさんを採用することにしました。

 

この一連のプロセス、もちろんこれは合法的な雇用なんですけど、正直な気持ちを書くと、人身売買をしているような気分でした

そのへんの感覚を次回、書いていこうと思います。

 

ちなみに、子供をつれて降りてきたベビーシッターの旦那さんに、ミャンマー人のメイドにしたことを話すと、速攻で「じゃらっ(JiaLat)!」とおっしゃっていました。

 

'JiaLat'とはシングリッシュで、日本語で言うと失敗したりうまく行かないときに使う「終わったね」みたいなニュアンスで、「トラブルになる、大変なことになる」という意味で使います。

 

そのときは、「経験もあるし、そんなことないでしょう」と思っていたのですが、考えが甘かったようで、実際にJiaLatなことになってしまうのでした。

 

つづく

うちもいよいよメイド採用♪ そして、「メイドさんようこそ!」⇒一日で「帰れ!」ってなった話④

(前回↓ のつづきです)

 

さて、ひとしきり嫁様と電話で話したその日、子供を迎えに行くとベビーシッターさんはにこやかで、もう大丈夫そうでした。

 

で、やれやれといきたかったのですが、どうもベビーシッターの旦那さんの様子がおかしいのです。

 

いつもベビーシッターの旦那さんが子供をつれて降りてきてくれて、あれこれ話かけてくるのに、当issueが起きてから、下を向いて目をあわそうとせず、あまり話もしようとしません。

 

そんな状態が1週間くらい続きました。

 

私だったら、「今回はすみませんでしたね」と言って、関係の改善をはかるところですが、旦那もダンマリ、というのにはさすがに精神的に参りました。

 

また、その旦那さんの態度にまた嫁様がご不満で、いつもどおり、旦那の私がこんなだからこんな風になるんだみたいな話になったのは言うまでもなく、「じゃあこっちから1回話をしようか?」と言っても、「向こうがああいう態度なのに、こっちからアプローチする必要はない。静かにしてろ」と言われてしまい、じゃあどうすりゃいいんだよと思いましたが、素直に嫁様の助言に従いました。

 

で、今では普通に話ができるようになってますので、結局お互い静かにしてるのが正解だったようです。

聞けば、こっちが静かにしてることは、前回の話の、「相手に下りる階段を用意してあげる」ということだ、ということでした。

仮に、私が旦那さんに同じ話をして話を蒸し返すと、「また面子を引き裂くのか」みたいな感情が沸き起こって、話がもっとこじれていたんだろうと思います。

 

今回の件から学んだことは、こちらでは、関係改善のために問題について話し合い、できてなかったところは素直に認めて謝罪して、次から改善しますという話には、死んでもならない ということです。

 

不出来を指摘したことで傷つけてしまった面子が回復するまで待ってあげて、時間がたったらお互い何もなかったかのように関係を続ける、というのがこちらでうまくやっていく秘訣のようです。

 「忘却のシステム」ーそんな言葉がアタマに浮かびました。

 

で、嫁様の話も参考にしながら、ベビーシッターさんの旦那さんがなぜそんな態度をとったのか、という理由を考えてみましたが、

 

・愛する妻を攻撃されたことに対する不満で一杯だが、自分たちが悪いのはわかってるので何も言えない

 

・こちらがまだ怒っているか、様子見。何か言って、こっちが猛反撃して面子を引き裂かれるのが怖い

 

というところだと思います。

 

ベビーシッターさんの旦那さんは、結構こわもてでガタイもよいので、「実はめっちゃ怒ってんのかな」と最初はビビッてたのですが、実は向こうのほうがビビッてたんじゃないかな、と今では思います。

 

結局、向こうからアプローチしてきて、そのとき嫁様は背中が痛くてつらそうにしてたのですが、突然、休みの日に「背中大丈夫か?」みたいな電話がかかってきました。

 

嫁様は、それを「アタマのいいやりかた(clever move)」と評し、「へんなことを言ったら、私が面子を引き裂く準備ができているのを知ってる(He knows I'm ready to tear his face)」と言いました。私は言葉が出ませんでした。

 

で、今では雪解けしたかように見えますが、お互い「もう以前のような感じにはなれないな」というのを感じながら関係が続いている感じです。

 

私からしたら、以前のような関係とは、向こうの圧倒的優位ー「なにも不満や問題をraiseせず、静かにしていればよくしてやる」的な関係ですので、今の状態のほうが正常だと思います。

 

思えば嫁様も、ベビーシッターさんに子供のことを気持ちよくみてほしい、という気持ちで、いろいろとよくしてあげていたのですが、その気持ちはまっすぐ届いていなかったようです。少なくとも「不満があるならやめろ」という言葉は、「わたしがいないと困るんでしょ?」という意識がないと出てこないわけですし。

 

で、この件をきっかけに、ベビーシッターをやめて、メイドさんを採用するという方向に舵を切りました。ベビーシッターさんには、「メイドさんを採用するのでやめます」ということを伝えましたので、終わりが見えて、ストレスでいっぱいだった気持ちも少し楽になったのではないかと思います。

 

さて、問題の起きたその日から、子供には保育園に行く前に「ちゃんとトイレ行きたいときは先生に言ってね」と毎日言い聞かせた結果、今では子供は「先生にトイレ行くって言った~」と報告してくれており、やれやれというところです。

  

次回から、(ようやく)メイドさん採用の話を書いていきたいと思います。

 

つづく

うちもいよいよメイド採用♪ そして、「メイドさんようこそ!」⇒一日で「帰れ!」ってなった話③

(前回↓ のつづき)


で、嫁様から不機嫌そうな電話がかかってきたわけですが、いわく、ベビーシッターさんがめっちゃ怒ってたと。

 

……なんで?

 

何が起きてたのかを詳しく聞くと、まず、私が送ったメッセージを見て激高したらしい。で、うちの嫁様に「電話ください」とメッセージをし、嫁様が電話すると、

 

「わたし今すごい怒ってるわ~!あなたたち私にスゴイ不満あるよね~!」

 

みたいに話が始まったそうです。

 

で、前回書いたように、最近はすごく疲れていてかつストレスがたまってて、あとで洗おうと思ってたけど、仕事が一区切りして座ったらすっかり忘れてしまったという話になり。

そして、これもある種こっちの方々のパターンなのですが、「そんなに不満だったらやめたらいい」みたいな話になったそうです。

 

正直、えっ?っていう話なんですが、嫁様もそこは冷静に、「そんなにお疲れでしたら、やめることも考えますが、すぐは難しいので少し時間をください」と言うと、 先方も落ち着きを取り戻したそうです。

 

で、最後は謝ってくれたそうですが、結局、私の行動が嫁様にさらに負担をかけることになってしまったというわけで、またひとしきりnagされました。

 

じゃあなんでそんなに怒ったの?と聞くと、「同じコトを何回も言うから」だそうで、特に、電話した後、同じ内容をメッセージしたのを見て怒ったそうです。

 

そもそも先方がまともに返事をしないから何回も言ったんですが、それがいけなかったというわけで、じゃあその理由は?というと、嫁様が解説してくれました。

 

「その理由は、面子である」

 

と。

 

日本にも面子という言葉はありますが、中国系文化圏にも、面子(みぃえんつー、と読む)という概念があります、というかそっちが本家なんでしょうけど、まあ、面子を傷つけられるというのは耐えられがたい屈辱で、一大事なんだということです。

 

もちろん私には面子を傷つけてやろうなんて気持ちはこれっぽっちもなかったわけですが、こちらの気持ちは先方には伝わらなかったようです。あまりに日本式過ぎたのかもしれません。

 

ではどうすればよかったの?と聞くと、ワンダー嫁理論で解説してくれました。

 

・直接電話ではなくメッセージのほうがよかった。こっちの人は普通はメッセージでやりとりする。直接電話してしまうと、非常に深刻な話のようにとられてしまう。

 

・クレームを言って、相手が静かになってしまうのは、「わかりました」のサイン。相手に「私が悪うございました」と言わせるのは相手の面子を引き裂くことになるので、何度も同じことを言って追求してはいけない。

 

・そして、相手の面子を守るため、相手に下りる階段を用意してあげなければいけない

 

…なんだそりゃ?という感じですが、まあ、なんとなくコトの原因が分かったような気がします。

 

異文化理解とはこういうことなんでしょう。

 

中国語なんでわかりませんでしたが、今までも嫁様はこういうことに非常に気を使いながら、年上の ベビーシッターさんとその旦那さんと付き合っていたということでした。

 

一見親しげで、お互い助け合ってよい関係を気づけているように見えてたのですが、その実、何か問題があったら、それを口にしたら最後、「黙ってろ、不満ならてめーの子供の面倒はもう見ない」と言われてしまうアンバランスな関係性だった、ということです。

 

(つづく)

うちもいよいよメイド採用♪ そして、「メイドさんようこそ!」⇒一日で「帰れ!」ってなった話②

前回↓ のつづきです


さて、前回は、ベビーシッターさんに、娘が学校でう○○をもらして汚したパンツを夜までかばんに入れっぱなしにされてしまった、というお話でした。

 

まあ、仕事が終わって、ベビーシッターの家に子供を迎えにいって、家に帰って、「さて洗濯するか~」とかばんを開いて、やっとコトに気づいたわけです。

制服のパンツが1枚余分に入っていましたので、しーしーもらしたのかな?くらいには思ったのですが、「まさかう○○とは!?」でした。。

 

で、しょうがないので私が1回手洗いして洗濯機に放り込んだわけですが、非常にイヤな予感がしていたとおり、嫁様のストレスlevelがグングンupして行くわけです。

 

そして、嫁様からベビーシッターに以下のようなメッセージをしました。

 

「次から汚れたパンツがかばんに入っていたら、捨ててください

 

…え?

 

で、返ってきた返事が以下。

 

ok

 

…えぇ??

 

なにこれ?

質問もおかしいけど、返事もおかしいよ。。。

 

で、当然のごとく、この返事を見た嫁様のストレスlevelがさらにup。

 

まあ、この国で長く生活していれば、この手の問題が起きたとき、こちらが期待するような展開にはならないのは分かってるんですが、ほんと、なんでこうなるんでしょうか。。

 

ちなみに、私の期待する事態の展開は、嫁様がベビーシッターに電話をして、

 

嫁様「かばんにう○○ついたパンツ入ってたよ~」

 

ベビーシッター「あ、ごめん!洗おうと思ってたのに忘れちゃった!次からちゃんと洗いますね」

 

嫁様「お願いします」

 

で、おしまい、というもので、普通はそんな感じじゃないかと思うんですが、コトはそんなに単純ではないのです。。

 

嫁様も嫁様で、なんで最初の一手から真剣を抜くかなぁ。。と思うんですけど、後から理由を聞くと、以下のようなものでした(超絶論理注意)。

 

・ベビーシッターさんは年上なので、「う○○を洗ってください」とは言えない

・だからヒントを出すという意味で「捨ててください」と言った

 

で、予想に反して「じゃあ捨てます」と言われてしまったワケで、事態はこじれてしまいました。

前回書いたように、今までよい関係を築けていた(はず)にもかかわらず、一瞬でこういう状況になる、というのが恐ろしいところです。

 

で、こうなると攻撃の矛先は私に向かうのが常で、今回も例に漏れず、こうなってしまったのは旦那である私がおとなしくて弱っちいからこんな仕打ちを受けるんだみたいな話になってしまいました。

 

いつも怖そうな顔をしていて、クレームを入れまくるような旦那であれば、う○○がついたパンツも速攻で洗うであろうと。

 

……まあ確かにそうかもしれません。

 

で、あまりにこういう話が多くて、もう弁解の余地はないので、翌日に私からベビーシッターさんに直接電話をかけました。

 

私「すみません、お願いがあるんですが」

 

ベビーシッター「はい」

 

私「昨日、かばんに汚れたパンツが入ってたと思うんですが」

 

ベビーシッター 「…(無言)」

 

私「ご迷惑をおかけして申し訳ないのですが、ずっとかばんに入れっぱなしにしておくと衛生上よくないので、洗ってもらえませんか?」

 

ベビーシッター「(小さい声で)ん~....ん~....」

 

私は普段は特に要求をしたり問題をraiseしたりすることはないので、ショックを受けたのか分かりませんが、yesともnoとも言わない態度、そして(たぶん)不機嫌になってしまったことに私も当惑し、もう一度同じことを伝えました。

 

それでもyesともnoとも言わないまま、なんとなくお互い電話を切りました。

そして マズイな、と思って、以下のようなメッセージを送りました。

 

「汚れたパンツをかばんに入れっぱなしにすると衛生上よくないので、洗ってもらえませんか?迷惑をかけてすみません。次からこのようなアクシデントが起こらないよう、うちの子供にもトイレに行きたいときは先生に言うようにしっかりと言い聞かせます。」

 

で、それに対する返事も無し。

 

そしてしばらくして、嫁様から電話がかかってきたのです。

 

(次回につづく)