シンガポールでC4カクタス買いました

シンガポールでカクタス買いました。日本発売まで実際乗ってみての感想等をお届けするのが目標です!がシンガポールの話もしまーす

在シンガポール10年情弱の言いたいこと

なんということでしょう。気づけば、シンガポールに来て、ちょうど10年になってしまいました。。どおりで日本に帰りたいわけです(泣)。情弱全開で日本を飛び出し、当地で結婚、今は妻と娘とウサギと送る日々。季節もなく、毎日同じ、毎年同じで時間の感覚が麻痺したみたいです。

 

夫婦共働きで2人の収入をあわせて人並みの生活、家と車を購入し、ローン返済のため死ぬまで働き続けなければならない運命確定。さらに子供が生まれたあと、産後クライシスな状態が常態化(ニコラップみたいですね?♪じょーたいがじょたいかっ!♪みたいな)し、家では完全アウェーの防戦一方。嫁さんからのプレッシャーで緊張感に満ちた日々ですが、子供の明るさを心の糧にがんばっています。先日の父からのメールには、「お前ももう中堅サラリーマン」みたいなことが書いてありましが、現地採用に中堅もキャリアもへったくれもありません。

 

毎日カクタスカクタスで頭がカクタスしてきた(意訳:ネタ切れ)ので、気分転換に、人生の折り返し地点で、シンガポールというコンクリをぶち込んだ淡路島でぱたっと停滞してしまった一人の情弱日本人の半生について振り返りつつ、ぼちぼち書いていきたいと思います。私の経験してきたことが、どなたかの役に立つとは言わないまでも、ご参考になればいいなと思います(「お前のことに興味はねぇ、カクタスのことだけ知りてぇんだよ!」という方は、'c4 カクタス'のカテゴリからお入り下さい)。

 

いつまで続くかわかりませんので、一番言いたいことを最初に書きたいと思います。もし、海外就職とかにあこがれて(あるいは日本に嫌気がさして)、シンガポールに移住して就職などを考えておられる方がいらっしゃいましたら、すぐに考え直して日本でがんばって働いてください。シンガポールに来るメリットがある人は、パナマ文書に出てきそうな本当の大金持ちと、企業家だけです。それも節税メリットと高度な近代インフラが利用できるというだけで、生活や人々含めその他のことは全て、ハードもソフトも日本のほうが絶対的にすばらしいですし、歴史も文化も重層的ですし、奥が深いですし、まじめで堅いものも、くだらないものも、とにかく質が高くて面白いです。世界中探しても、日本人にしかできない(というか日本人しかやらない)こと、日本にしかないものはゴマンとあります。悲しいかな、これらのことは日本にいるときには見えず、海外に出てから気付きます。そして、気付いたときには、もう手遅れなのです。

 

ご承知のとおり、これから日本は少子化で財政難、右肩下がりの成長となりますので、日本という国に希望を持てず、海外に希望を見出したいお気持ちは良く分かります。しかし、状況は成熟した先進国ならどこも同じで、シンガポールも同じようなものです(さらに成熟もしてません)。出生率は日本より低く、それを外国人労働者と移民で埋め合わせて経済成長しているだけです。そして、決して忘れてはならないのは、「シンガポール政府はシンガポール人の利益を守る」ということで、あなたは外国人として国から冷遇されます(「シンガポール国民になります」といえば、手のひら返して大歓迎ですが)。

 

この先、日本が復活するには日本人女性がたくさんの子供を生まないといけませんが、もうそういう時代ではないでしょう。となれば、将来的には、国が滅びないために移民を入れるしかありません。これは2択です。生むか、入れるかです。ということで、いずれ日本もシンガポールのような移民国家になるのです。なにもあわてて淡路島キャピタランドに飛び込むことはありません。

 

男性の方、シンガポール現地採用にキャリアはありません。サラリーマンをするためにこの国に来てはいけません。高度なスキルがあれば例外的な高収入を得られるチャンスはありますが、是非そのスキルを日本のために使ってください。

 

女性の方、男性同様、キャリアを目的に当地にいらっしゃるのは未来がありません。やめましょう。ただ、若い日本人女性はシンガポール男性にとっては高嶺の花ですから、確率は低いですが、お金持ちと結婚して悠々自適な生活ができるチャンスがあるかもしれません。また、こちらの男性は女性をとても大切にしますし、結婚しても家庭を非常に大事にします。キャリアでの成功者は、家庭でも成功者で、パパになっても模範的イクメン、また、兵役がありますから、メンタルも強く体力もあり頼れるので、男性として魅力的かもしれません。また、生まれてくる子供はハーフ(?)なので、顔立ちが整ってかわいいことが多いです。しかしながら、こちらの男性と結婚するなら、日本的価値観を捨て、中華系・華僑のイエと価値観に染まる覚悟が必要です。親戚一同とうまくやるには中国語も話さないといけないでしょう。気を使って英語で話してくれる、あるいは逆に日本語を勉強してくれるなどとは露にも思ってはいけません(インド系・マレー系にも金持ちはいるにはいますが、彼らと結婚できる胆力がおありなら、特に何も申し上げることはございません)。人間、自分のルーツからそうそう自由になれるものではありません。日本人同士でも男女の意見のコンフリクトとディスカッション(意訳:喧嘩)は普通なのですから、異国間なら言わずもがなです。是非、日本で結婚して、子供を生み育ててください。

 

私も、できることなら今すぐにでも日本に帰りたいですが、状況がそれを許してくれません。妻は日本に行けば外国人でまともな仕事がありませんし、海外現採の経験を高く評価して、妻を専業主婦にしてやれるような高給を払う企業を探すのも難しいでしょう。まあこれはがんばって探せばあるのかもしれませんが、妻が子供にシンガポールの教育を受けさせるつもりなので、どのみち帰れません。

 

昔、私は日本がそんなに好きではなく、アメリカなどに比べて遅れた、イケてないダサい国だと思っていました。しかし、海外に出て、考え方は完全に変わりました。日本で当たり前のことは、海外では当たり前ではなく、必死になっても手に入らないものばかりです。アメリカも目じゃありません。自業自得ですが、私は皆さんがうらやましくて仕方がありません。是非、皆さんも日本のことをもっと好きになってください。