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シンガポールでC4カクタス買いました

シンガポールでカクタス買いました。日本発売まで実際乗ってみての感想等をお届けするのが目標です!がシンガポールの話もしまーす

シンガポールは日本の未来の姿か?

シンガポールの出生率は日本より低い1.2とされていますが、CIAによるとなんと0.81(!?)で、224カ国中最下位(以下参照)。

The World Factbook

CIAが何をもって0.81としたのかはよく分かりませんが、いずれにせよ多くのシンガポール国民が子供を2人以上産むのをためらっているということでしょう。

 

この国の国民のほとんどは共働きで、専業主婦は限られたごく一部の人しかいません。となると、子育てになにがしかのサポートが絶対に必要です。恵まれている人は、自分の両親、あるいは義理の両親がかけつけてきてくれて、子育てをサポートしてくれます。すごいのは、中国人の家庭の場合、ほぼ間違いなく、子供が生まれたら本国中国から両親が住み込みでサポートに来てくれます。また、金銭的に余裕のある家庭は、メイドを雇えるでしょう。こういう好条件でなければ、2人目以降をもうけるのは無理ゲーです。両親のサポートが得られす、メイドもいないうちのような家庭の場合は、日中は託児所なりベビーシッターなりに子供を預け、仕事が終わればすぐさま迎えにいくという生活になります。週末も、平日にできなかった家事やら買出しやらで休めません。

 

レストランに行くと、子供を何人も連れて、しかもメイドが2人いて、さらに親族と思われる人たちもいて、みんなで食事をしている家族をたまに見かけますが、彼らはとても恵まれているなぁと思います(そしてお金もち…そんな人数でレストランで食事したらすごい額になる)。

 

この国では、両親2人だけで子育てするのは、非常にキツイです。これは、ライフスタイルの問題なので、いくら政府にお金をもらったとしても、やっぱりキツイです。そう考える人が多いので、出生率も低いのでしょう。

 

しかしながら、シンガポールの人口は増え続けています。これはひとえに移民と外国人が増え続けているということです。ということは、論理的にこの先、「シンガポール生まれシンガポール育ち」の国民はゼロになることになります。2人の両親から1人の子供しか生まれないのですから、人口を維持、あるいは増加させるには1人以上外国からつれてくるしかありません。これが今のシンガポールでまさに起きていることです。

 

ひるがえって日本はというと、出生率は1.4で、以前より若干よくなっているようですが、状況は同じようなものです。シンガポールと決定的に違うのは、日本においては、移民政策はタブーであり、議論にもならないということです。となると、このまま行けば、この先、日本という国はなくなるということです。

 

故リー・クアン・ユーさんが「私が日本人なら日本を捨てて外国へ移住する」と言ってたことを知ったときは、「何いっとんじゃぁぁこの#■%&*@!」と思ったものですが、その元記事を見つけました。 

リーさん、あなたは日本人以上に日本のことを真剣に、考えてくださっていたのですね。これ以上の正論を言う方を、日本で見たことがありません。この先も、問題が先送りにされれば、日本は「緩やかな死(Slow Death)」を迎えるでしょう。本音を言えば、その時には私も皆さんも誰も生きてはいないので、まあ知ったこっちゃないのです。

 

それでも、私はこの先、100年、200年後に、日本がどうなっているか見たいです。これから生まれてくる若い世代が、苦しみながらも未来を切り開くと信じているからです。今後日本の人口は減り続け、8,000万、7,000万、6,000万と、どこまで下がるか、あるいは下げ止まるのかどうかすらわかりません。それでも、そのときには古きよき時代を知り、古き慣習にとらわれて変化を恐れる人たちはきれいさっぱりいなくなっていますので、若い世代はプラクティカルに、日本の姿を変えていくことでしょう。また、そのときにシンガポールという国がまだあるかは分かりませんが(おい)、この国で行われた政策は、きっと彼らの参照点となることでしょう。