シンガポールでC4カクタス買いました

シンガポールでカクタス買いました。日本発売まで実際乗ってみての感想等をお届けするのが目標です!がシンガポールの話もしまーす

サイボウズというおもしろい会社の話

サイボウズ、という会社をご存知でしょうか?

 

私は、グループウェアの会社だということだけは知っていたのですが、社長が株主総会で株主に「当社は売上・利益は追求しません」と言っちゃったり、売り上げが上がってしまってがっかりして、1ヶ月落ち込んだとか言っちゃったりしてて、おもしろい…けど、「なんじゃこれ?」って感じでした。

 

会社の存在意義って、「株主価値の最大化=会社の利益の最大化」っていうのが教科書の一番最初に書いてあったりするので、会社の社長ともなると、タテマエ上それに沿った発言をするものだと思っていたので、「社長、そういうの…アリなの?」と言う感じです。

 

事実、最初に「うちは利益を追求しません」と言ったとき、株主総会が荒れたそうですが(そりゃそうだ)、そういう株主は株を売ってしまうので、今の株主はサイボウズのファンばかりとなって、株主総会はファンの集いみたいになっているそうです。そういうの……イイ!!

 

いろいろ読みましたが、どうやら、

  

"グループウエア世界一を目指し、世界中のチームワークをもっとよくする!"

 

という共通かつ唯一の目標に向かって、良い方向であれば何でもやれ、どんどん変えろ、ということをマジで…やっている…ようです。

 

オドロキなのは、会社が取り組もうとしている問題をドラマにして世に問うてみたりするところです↓

 

……めっちゃいいやん!!

 

30分ぐらいで全話見終われますので、まだご覧になっていない方は是非ご覧になってください。

 

これ、チームワークって言うなら、'子育て'も夫婦のチームワークってことですから、それももっとよくしたい、ということなんですよね、きっと。

  

サイボウズ式、というオウンドメディアも運営されており、読み物としてとても面白いい上、'多様な働き方'に対する大変重要な問題提起となっています。

 

私が読んでとくに面白かったのはコレです↓

 

こちらのインタビューも素敵です↓

 

社長いわく、

 

"文化の入れ替えはしていかなきゃいけない。例えば、「今期の売り上げ目標を達成しなければいけませんが、子どもが熱を出してしまいました。さて、どっちを優先しますか?」となったとき、僕は自分の社内のグループウェアに「商売より育児が大事です」と書くんです。"

"なぜかというと、育児をできる余裕のある人たちが増えると、多くの人が育児に専念できる。その子どもたちが大人になったとき、僕たちのサービスを買ってくれて、次の市場を作ることにつながるので。社会のインフラとして育児をしないと、将来のお客さんがいなくなって、そもそも商売できないんだから。"

 

………スゲェ。

 

なぜか、人間って、自分の利益ばかりを主張する人には感動しないようにできています。

また、そういう人の発するタテマエ上の表面的な言葉は、'ウソつけ!'となって人の心に響きません。

 

これは、宮台真司さんが本に書かれていたことのパクリなのですが、ではどういう人に感動するかというと「なぜか分からんがスゴイ奴」だそうで、そういう奴に人は「感染」するそうです。そして、これもなぜか分からんが、「スゴイ奴」には必ず"社会的動機"があります。("セコイ奴"ではなく、"スゴイ奴"に感染する機会をもっと増やす、というのが子供の早期教育で大切なことだそうです。)

 

サイボウズは大企業ではありませんが、人々を感染させ、社会を変えていくことのできる会社だと思います。実際、大企業の人が話を聞きに来たり、政府のプロジェクトに呼ばれたりしているそうです。

 

日本の先行きが暗い、という話ばかりで、気持ちがやさぐれてきたら、サイボウズのホームページを見に行きましょう。

それが家庭内のことであれ、日本社会の大問題であれ、"良い方向に変えていこう"、という気持ちにさせてくれるはずです。