シンガポールでC4カクタス買いました

シンガポールでカクタス買いました。日本発売まで実際乗ってみての感想等をお届けするのが目標です!がシンガポールの話もしまーす

ショッピングモールの駐車場で財布ひろった話

先週末、とあるショッピングモールに行ったのですが、クルマをとめて足元をみると財布が落ちていました。

 

一瞬、メンドクサイのでそのままほっておこうかとも思ったのですが、きっと落とした人は困っているに違いないと思い、拾い上げると、 身分証明書は入っておらず、お金も30ドルくらいしか入ってなくて、何かの会員証から、名前とID番号が分かりました。

 

で、ショッピングモールのカスタマーサービスに持って行き、「駐車場で財布ひろったんですけど」と伝えると、「名前と連絡先を残しておきますか」と聞いてきたので、「いいえ」と答えて財布を預けました。

 

いや~~久しぶりにいいことしたなぁ~!

 

おわり。

 

…って、なんの日記だよ!って感じでスミマセン。

財布を落とすことはあれ、拾うってなかなかない経験なんで、書きたかったんです。

 

そういえば昔、うちの嫁様が一度、お金と、(運悪く)身分証明書のIDカードが入った小さい小銭入れを落としたことがあるのですが、数日後、家のポストに白い封筒が入っており、中に嫁様のIDカードが入っていました。宛名も切手もありませんでしたので、拾った人が自分でわざわざ届けてくれたようです…

 

……っていうか全部返してよ!!

 

まあシンガポールで貴重品なんかを落とそうものなら、まず返ってくることはないですので、IDカードが帰ってきただけでもありがたいのかもしれませんが、今ではシンガポールで売っていない小銭入れ(日本のHIKOSEN CARAというとこの猫のやつ)で、嫁様のお気に入りだっただけに残念でした。落とすほうが悪いんですけどね。。

 

さて、シンガポールで身分証明書であるIDカードを紛失したら、警察に届け出なければならず、結構深刻です。

想像するに、拾い主は、

 ①全部ぶんどったら私悪人みたいじゃない?

 ②でも、落とした人が悪いのに、全部返したら私アホみたいじゃない?

という葛藤に苦しんだ末、なくしたら一番困るであろうIDカードだけをわざわざ家まで届けることで、人のモノを取ってしまうことへの良心の呵責に免罪符を得たのだろうと思います。

というか、むしろ届けてやったんだから感謝しろ、ということなのかもしれません。

そのへんの、自分がゼッタイに損しないようにする計算が、非常にシンガポールらしいと思うのです。

 

やっぱり、落し物は交番に届けましょうと教える日本はすばらしい国だなと思います。普通、落ちてる財布を落とし主に返してあげるのに何の葛藤もないですしね。

 

シンガポールには、日本から導入した交番のシステムがありまして、日本同様、落し物を届けることはできますので、心ある方はちゃんと届けもされているかと思いますが、うちの財布をひろった人はそういう人ではなかったようです。

 

シンガポールに住んでいると、どんどん感化されて、いいことでも「何でそんなことやらにゃいかんのじゃ」と思ってしまうことが多いのですが、やっぱりいいことをすると気分がいいものです。

 

最近、日本を見習って小学校で生徒に掃除をさせる試みがあったり、サッカーの試合を見終わった後、スタジアムの掃除をする日本人の少年が話題になったりしてましたよね。

 

そういうのに対するシンガポール人の反応もまた面白くて、シンガポール人って掃除をさせられるのは徴兵されて軍隊に入ったときだけなので、「軍隊かよっ!」っていうツッコミや、予想通り「掃除させる時間あるんだったら勉強させろ」という意見もありました。 

 

また、「クリーナーのおばちゃんやメイドさんなど、掃除や雑事を生業にしている人がいるので、もし自分やってしまったらその人たちの仕事を奪ってしまう」という論もありますので、日本のやり方がすばらしいのでそれに見習えというのは価値観の押し付けになってしまうのかもしれません。 

 

この国では、(屁)理屈が色々あって、人のやってないことをする、特に、一見、自分が損をするように思えることを率先してするのは非常に難しいことに感じられますが、それってよく考えたら、複雑なことでもなんでもないので、私は外国人として普通のことを普通にやっていこうと思います。