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シンガポールでC4カクタス買いました

シンガポールでカクタス買いました。日本発売まで実際乗ってみての感想等をお届けするのが目標です!がシンガポールの話もしまーす

うちもいよいよメイド採用♪ そして、「メイドさんようこそ!」⇒一日で「帰れ!」ってなった話⑥

(前回↓ のつづき)


さて、そんなこんなでミャンマー人のメイドさんを採用する、ということになったのですが、インタビューのアレンジやら書類手続きやらの合間に、エージェントさんからいろいろミャンマー事情などを聞いているうちに、だんだん複雑な心境になってきました。

 

まず、何故にこのメイドさんは、ミャンマーからはるばるシンガポールまで住み込みメイドをしにやって来ないといけないかというと、それはひとえに家が非常に貧しいからで、親や兄弟など家族の生活を支えるために金銭収入が必要だからです。

 

このメイドさんは、ミャンマーでも貧しい地域の農家の出身で、年齢は23歳なのですが、なんでも23歳以上でないとメイドとして登録できないらしいのです(シンガポールの法律かな?)。

 

で、どうやら、23歳になるまではミャンマー国内で家事手伝いの仕事をして、23歳になったので、メイド養成所のようなところ(兼、ミャンマーサイドのエージェント)に行き、今はそこでトレーニングを受けて、私たちのようなemployerに採用してもらうのを待っている、ということらしいのです。

 

メイドさんに払う給料は、1ヶ月で500-600シンガポールドルといったところですが、シンガポールとミャンマーの経済格差により超シンガポール高となっていますので(今日のレートで、1シンガポールドル=911ミャンマー・チャット。…といってもピンときませんが…)、同じような仕事をしていても、ミャンマー国内でやっていたときには考えられないような大金を家に入れることが可能となるのです。子供が23歳になったらシンガポールでメイドの仕事をさせることは、家計を助ける手っ取り早い方法だということでしょう。

 

あと、23歳って結婚適齢期ど真ん中な気がするので、「結婚しないんですか?」と聞いてみました。すると、家が貧しいので、おいそれと結婚できないそうで、金銭面の問題で結婚するにも親の許可が要るし、総じて晩婚なのだそうです。なので、4年ほどシンガポールでメイドの仕事をしてから帰国して、いい人を探すということでよいのかな、と勝手に納得しました。

 

で、そんなに貧しいのに、シンガポールまでの飛行機代など渡航費用とか、ミャンマーサイドのエージェントフィーはどうしているのかというと、全てエージェントから借金するそうですメイドさんはエージェントから金額にして給料の6ヶ月分という借金をし、シンガポールにやってきます。そして、新しい雇用主は、まず、給料6ヶ月分の先払いという形で、その借金を返済してあげます。というわけで、メイドさんは6ヶ月間は無給で働き、7ヶ月目からようやく家に仕送りができるようになるのです。

 

なんだか、貧しい国の人たちの労働力を搾取しているような気がしますが、それは気がするのではなく、事実そうなんだろうと思います。すべて合法な雇用なのですが、なんだか人身売買をしているような気分になりました。

 

メイドさんとのインタビューで、

'Who will you miss the most when you come to Singapore?'

とエージェントに聞かれて、

'I miss my father, mother and my brother. But I need to support my family.'

とか答えてるのを聞くと、とても複雑な心境になりました。

 

(つづく)