読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

シンガポールでC4カクタス買いました

シンガポールでカクタス買いました。日本発売まで実際乗ってみての感想等をお届けするのが目標です!がシンガポールの話もしまーす

うちもいよいよメイド採用♪ そして、「メイドさんようこそ!」⇒一日で「帰れ!」ってなった話⑩(最終回)

(前回↓ のつづき)

さて、ようやくこのシリーズのお話も終わりを迎えましたが、今回は、こぼれ話的なものを書いていきたいと思います。

 

ちょっと前に、中国系の金持ち夫婦がフィリピン人のメイドにろくに食事を与えず(一日2個のカップ麺)、メイドさんの体重が29キロになってしまい、虐待に耐えかねてNGOに逃げ込んだ、という事件がありましたね。今裁判中だったかと思いますが、有罪になっても、確か数千ドルの罰金か数週間の禁固刑とか、非常に軽いものだったと思います。

 

深刻な人権侵害なので、ムチ打ちでよいと思うのですが、シンガポールは金持ちの自国民に甘いんですかね。

 

で、エージェントさんが紹介したメイドさんたちの話なんかを色々聞いていて、同じような話が出て来ました。先般の事件と同様、雇用主がメイドさんにろくに食事を与えず、メイドさんがガリガリにやせてしまったそうです。雇用主は社会的に地位のある金持ちだそうですが、'She came here for work.'と言っていたそうです。なんらおかしい事をしているという意識はないというわけです。

 

で、エージェントさんは、その雇用主に「メイドさんを国にかえすか、MOMに通報するか」のどちらかを選ばせたそうです。もちろん雇用主はメイドを帰国させるほうを選んだわけですが、結局起きたことは、メイドさんの泣き寝入りです。

 

本来、虐待事件として通報するべきだと思うのですが、エージェントもお得意先を失いたくなかったのでしょう。「社会的地位のある人だから」とか言い訳してましたが、だからこそ、社会的制裁を受けさせるべきだと思うのですが、 まあこの国では一事が万事こんな感じです。

 

というわけで、事件化してニュースに出てくるようなメイドの虐待は、氷山の一角に過ぎず、実態としてはものすごい頻度で発生しているはずです。で、金持ちの面子やらなんやらで、虐待された側のメイドさんが泣き寝入りしているケースが多々あることでしょう。

  

さて、日本では、安倍内閣が少子化対策の一環として女性の社会進出を促しており、「外国人メイド」制度を取り入れようとしているそうで、賛否両論あるようです。

 

で、反対派の論拠として、「シンガポールや香港で起きているようにメイドの虐待が起きる!」というものがありましたが、「やつらはここに働きに来ているんであって、遊びに来ているんじゃない」という一見正しい屁理屈で、自分と家族の得以外にはビタ一文使いたくないという単なるどケチと虐待を正当化するこっちの金持ち連中と、日本人のメンタリティは同じだと言いたいんでしょうかね。

 

私はそうは思いませんし、少なくとも私(と嫁様)はそうではありません。むしろ逆に、優しくしすぎてメイドにナメられるリスクのほうが高いです。一般的な日本人も、同じような感じだと思うんですが、違うんでしょうか。

 

あと、反対派、というか現実的な意見として、日本は英語でのコミュニケーションができないので、英語の堪能なアジアのメイドさんたちは、香港やシンガポールを選ぶとか言っている人もいましたが、それも違うと思います。

 

エージェントさんも言っていましたが、メイドさんたちの言語習得能力のスピードはすごいそうで、母国語ではない言語でも、数ヶ月で基本的な会話ができるようになるそうです。

 

仮に日本にアジアのメイドさんがやってきたとしても、最初はジェスチャーか、お互い片言の英語でコミュニケーションしていくうち、メイドさんのほうがすぐに日本語を習得するはずです。

 

ひとたび門戸を開けば、「夢の国」日本に、アジアのメイドさんたちがなだれのように押し寄せてくることでしょう。

 

思うに、日本で外国人メイドに反対している人たちは、単に外国人が日本に入ってくるのがイヤか、安倍さんがキライなだけではないかと思います。

 

このまま少子化が進めば、日本は滅びますので、いずれ日本は外国人メイドと移民であふれかえる国になるでしょう。現実的に、そうならざるを得ないはずです。子供は産みたくないが、今までのように豊かな日本であり続けたい(あわよくば経済成長したい)というのは、ムシがよすぎますからね。

 

ただ、個人的に一つだけ、外国人を入れずに、日本人だけで日本を成長させる方法があると思っていまして、それは「日本が子育てと仕事を両立しやすい社会に生まれ変わる」というものです。

 

が、それは日本人が最も苦手としていることですので、実現可能性は非常に低いでしょう。わずかな希望があるとすれば、これから生まれてくる若い世代の人たちの価値観が変わっていくことです。

 

が、それも、少なくとも、サイボウズのオウンドメディアで発信されているようなメッセージに共感できない、あるいはあまつさえ反感を覚えてしまうような人たち(ほぼ男性だと思いますが)が、地球上からきれいさっぱりいなくなってからのことになるかと思います。

 

さて、全10回という長編(?)になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。

お付き合いいただき、ありがとうございました。